ブレードランナー 2049 C-36 60点 <洋画>
2017年 アメリカ作品 ライアン・ゴズリング主演
1982年SF映画のブレードランナーの続編、アカデミー賞5部門ノミネート
撮影賞・視覚効果賞 受賞
「30年後の完全な続き、前作のラストからこうなるのかと。世界観・映像のすごさは健在で、まさにSF映画はこれといえる」
前作は、ここ最近に見て印象が強い。82年にあのような作品で、当時は理解されなかったという。
いろんな日本のSFアニメ作品にも影響を与えているようだった。
人造人間にも、心があるのか。というテーマは他の作品でもあるが、AIやロボットが進化していく今の時代にリアルな問題となってくるだろう。
それを82年という時代に問いかけた、この作品は印象的だった。
その続きを30年後に映像化した。
今はCGも進化し、荒廃的なものや近未来的なものを多数出ており、衝撃を受けるということはないが、テーマは興味深い。
人造人間に心は・権利は・未来はあるのか。
映像美というか、映像の見せ方というのは、このCGが進化した時代とはいえ、まったくどうなっているのか理解できない映像が多い。
煙や光を操る力は、前作同様、いや前作以上に素晴らしくできている。
ヒロインのジョイはオートメーションシステムで映像なのだが、リアルと映像の間という絶妙な感覚を、主人公と触れ合うシーンで見事に見せられる。妙なほどのつるつるした綺麗さと感情があるような動き、がそれに拍車をかけている。
前作のヒロインが出てくるシーンはどうなっているのか、映像的に理解不明です。
世界観はそのままに、各所でのこだわり抜かれた映像で、引き込まれます。
ライアンの無機質と人間らしさの同居した演技に対して、人間くさい丸出しのハリソンとの接触が見ごたえありました。
続きを見たいと思いますが、出来上がるだろうか・・
また30年後では、、体力がきついなー。と思ってしまいました。
キーワード:心・未来
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