エイリアン2 B-30 70点 <洋画>
1986年 アメリカ映画 ジェームズキャメロン監督
アカデミー賞視覚効果賞・音響効果編集賞
「前作での唯一の生き残りリプリーは57年後に回収された。エイリアンについて危険を警鐘するが聞き入れられない。あの惑星はすでに数十家族が住み、植民惑星となっていたが、急に連絡が途絶え、リプリーはまた行くことになる・・」
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「SFパニックだからこそ、人の本音・心理が見えて、今の時代と同じと共感できる」
T2の面白さに近いと思ったら、監督は同じ人なので、それはそうかと納得。
いままで、エイリアンというだけで敬遠していたが、もったいなかった。
パニック脱出生き残りの王道だらけであり、外れる要素がない。
そして、人間模様。
信じられない話をすれば、精神異常と疑われる。企業にとって邪魔な要素は排除される。それなのに、いざとなれば、助けろと都合よく言われる。
知っている人だけが感じる嫌な思い出は繰り返される、PTSDのように。
企業の利益のために、不安要素があっても、植民地へ行く家族たち。余計なことは知らされず働かされるのは今も同じ。
倒すために、という名目で行くことを約束したリプリー。ですが、企業の男は口先だけ。
リプリーの話をまったく信じない兵隊と企業。
遠いところから、明確な指示をだせないダメ隊長。
生き残った少女とリプリーだけがリアルを知り、危機感を持っている。
「あいつらは夜に襲ってくる・・」リアルを知る少女の言葉が恐ろしい。
危険よりも利益を優先させる企業と会社員。
会社員は、自分のためなら、リプリー・少女も犠牲にするという、エイリアンという敵を目の前にしても、自分だけは生き残り成功すると自己中心的な行動。
結局、会社員はエイリアンにやられてしまいます。利益を捨てて行動すれば違ったかもしれません。
ダメ隊長は、最後はいい人になりました。成長する人もいることも事実。最初から能力と判断力があればもっとよかったですが、最初から完璧にできること以上に成長が大事。
クイーンとの死闘。前回、裏切りの象徴のアンドロイドが今回のアンドロイドは信頼できる仲間へ。
やはり、そんな簡単に助からないエイリアンとの戦い。
エレベーターで迫ってくるってのは、カウントダウンのようで怖い。
いないと思ったら、戻ってくる飛行機。
安心したら、やっぱり、ついてきている。
また死闘。
こうなるだろうと思っても、休む暇のない怒涛の展開。
この作品はグロいし怖いけれど見てほしいです。
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