女子のワールドカップが終了しましたね。日本はベスト16でした。日本に勝ったオランダは決勝へ。
決勝のアメリカとオランダの戦いは、自力に勝るアメリカの勝利で2回連続優勝で幕を閉じました。
4年後の優勝は日本です。その前にオリンピックで優勝です。
平成スポーツ史での大きな試合。
「ジョホールバルの歓喜」
1997年11月16日 マレーシア
サッカー日本代表が勝利し、1998年フランスワールドカップ本戦出場を決めた試合。
中田のスルーパスから、中山のゴールで1-0.しかし、2点取られ、1-2と逆転される。起死回生を狙い、フォワードの2人を変える、それまで不動だったカズの交代だった。
中田のパスから城がヘディングシュートで得点し、2-2の同点で、延長へ。
延長に投入された、岡野。中田のミドルシュートをキーパーがはじいたところにスライディングしながら岡野が押し込んだ。ゴールデンゴール方式で、この瞬間ワールドカップ本戦大会への出場が決まった。
岡田監督の采配、交代は的中し、交代選手の得点。良し悪しはあろうが、過酷な状況のなか、Wカップへ導いてくれた。
得点の中山・城・岡野が目立つ部分ではあるが、すべてに絡む中田の躍動。彼が日本のサッカーを大きく進化させた。前大会のドーハの悲劇から4年。あの試合でワールドカップを逃したことで、日本のサッカーのレベルは諸外国より10年も数十年も遅れをとったという人もいた。
この試合から2018年まで、日本は連続でワールドカップ本戦に出場し続けている。海外で活躍するプレイヤーも増え、ベスト16では満足しないほどとなった。その始まりを作ったこの試合、メンバーたち、監督、そして中田英寿。彼らのおかげで、今の日本のサッカーがある。次は、だれがベスト8へ、ベスト4へ、導いてくれるのか。2020オリンピックが楽しみ。
この試合の岡野のゴールが決まり全員が走っていく姿がたまらない。
おすすめ映画「ジャングルブック」
2016年 アメリカ作品
野人「岡野」から、野性的なといえば、みごとな実写のこの作品。
1967年アメリカ作品のアニメをCGと実写でリメイクした。違和感のない躍動感は昨今の実写化の象徴であり、子供・動物・自然がまさに目の前にあるような臨場感。少年が森を駆ける姿と動物と触れ合う姿は、いままでのCGレベルを超えていた。映画でもサッカーでも、自分の想像をはるかに超えるものには感動をもらう。ぜひ、見てほしい作品です。
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