1974年 アメリカ
監督 ジャック・クレイトン
主演・出演 ロバート・レッドフォード ミア・ファロー
内容・賞など 1925年のF・スコット・フィッツジェラルドの小説「グレート・ギャツビー」原作、アメリカ文学の代表作と評される。1920年代の繁栄するアメリカので裕福なもの、裕福になりたいもののなかでギャツビーが求めたものは愛だった
アカデミー賞衣裳デザイン賞、編曲賞受賞
2013年レオナルド・ディカプリオ主演でリメイクされた
あらすじ・結末
ニューヨークのウェストエッグの屋敷では、毎晩、裕福な男女が訪れ豪華なパーティーが開催されていた。ニック・キャラウエイは海の向こうを見るギャツビーを見る。ギャツビーは昔の恋人デイジーに会うためにパーテイを開いていたのだった。
昔、大富豪のデイジーとギャツビーは愛し合うが、ギャツビーは貧乏だったため、待ちきれずデイジーは金持ちと結婚。数年後、ギャツビーは成功し大富豪となって、デイジーを取り戻そうとしたのだった。
デイジーと再会し、夫トムと別れるように進めるが、ギャツビーとトムはもめ、デイジーは車で帰るが途中で人をひき殺してしまい逃げてしまう、それはトムの愛人だった。愛人の夫はトムではなく、ギャツビーが不倫相手だと勘違いし、車でひいたのもギャツビーだと思いこむ。
ニックは身を隠すようにとギャツビーに言い別れを告げる。ギャツビーが庭でプールに入っていると愛人の夫が銃を撃ち、ギャツビーは殺されるのだった。葬式にデイジーは来ず、連絡もとれません。ニックだけが葬式に参加し、ニックを訪ねたのはギャツビーの父だけでした。後日、ニックとデイジーは会いますが、デイジーは事件やギャツビーのことはまったくなかったことのように笑顔で話しかけてくるのでした。
感想(良いところ・残念なところ)
良いところ、プラスポイント
・時代背景の見せ方
・煌びやかなニューヨークと灰色の街の対比
・ロバート・レッドフォードの魅力
・豪華なダンスパーティー
・豪華な建物・装飾・家具調度品
・秘めていた恋心
・上流階級の心の空虚感
・ギャツビーとニックの関係性、真の友
・ただ愛が欲しかったギャツビー
・ギャツビーとトムの直接対決
・なんとも言えないラスト(残念なところでもある)
・金に翻弄される人々(歪んだ愛)(残念なところかな)
・めがねの看板(真実の目)と車のヘッドライト
・お人好しでも善悪の判断はつくといった愛人の夫の勘違いによる悲劇(ここも残念か)
残念なところ
・文学ならではの考えさせられるところ
・ギャツビーは殺されて、それはデイジーの身代わりになったから、それはそれでよかったのかな
・ラストのデイジーのあっけらかんとした様子、ニックにキスまで求め、家に喜んで招待する
まとめ
「アメリカ文学と時代を表す衣装・建物」
文学は良いも悪いも表裏一体なので、人によっては素晴らしいがあり、いやいや、それは違うだろうもあると思います。それが文学の良さだと思うので。数回見ることで、時間が経つことで見方が変化するのも文学。
金持ちでない自分は、金持ちはよくわからん、っていうこととなってしまいました。
評価 E+ 45点
アカデミー賞衣裳デザイン賞、編曲賞受賞 とくに衣装デザインなどの豪華さは見てほしい
THE GREAT GATSBY
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