「君に届け」
2010年 日本
監督 熊澤尚人
内容・賞など 別冊マーガレット掲載の同名漫画を実写化
あらすじ・結末
黒沼爽子は高校1年生。健気な子で周りから浮いていて、見た目の髪から貞子とあだ名されていました。同じクラスの風早翔太は明るく誰とでも仲良くなり、他の子と違って爽子とも仲良くするのでした。
爽子は二人の友達ができますが、風早くんを好きな子から、爽子と一緒にいると株が下がったりする話や、変な噂を流され、爽子は二人と距離を取ろうとします。
トイレで噂をしていた同級生に発言を取り消すように戦う爽子、二人の友達が駆けつけ誤解も噂も解決するのでした。
年末、風早は爽子に告白しますが、急なことで自信がなく断ってしまいます。大晦日、家族と一緒にいる予定でしたが、風早に会いにいき、気持ちを伝えて、付き合うことになりました。
感想(良いところ・残念なところ)
良いところ、プラスポイント
・栃木県、群馬県ロケ
・春夏秋冬、桜、クリスマス、年末年始時期
・主人公黒沼の素直さ、とちょっと人とずれている
・主人公風早の爽やかさ、と真っすぐさ
・黒沼の友達ふたりの優しさ
・ライバルの意地悪さ、とラストの優しさ(高校生らしさ)
・黒沼父の娘を思いすぎる温かさ
・これでもかというほどのカッコイイせりふの数々
・キャラの特徴をとらえた配役
・歌がベストマッチ
残念なところ
・40代おっさんには眩しいっす
なので、残念なところは特になし
まとめ
「青春、悩んで、行動して、話して、心を通わせる」
自分がいると迷惑になるから離れる、それを言わない。なんて健気な。伝わってないなと呟く風早くんの気持ちが淡く切ない。
大人になるとそのまま解決しないで、目を背けなかったことにする。若い力・青春は解決しようと行動するのだ。その真っすぐな行動を見て、心が自然と柔らかくなる作品だった。
評価 C 60点 こういう系が得意でないのでなければ、ぜひ見るべき
音楽
「君に届け」
アーティスト「flumpool」
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