2005年 日本アニメーション
監督 宮繁之
内容・賞など TVスペシャル第17弾
金曜ロードショーで放送。敵の組織が全員女性、ルパンが敵ボスを射殺するという珍しい作品。
あらすじ・結末
女性だけの組織ブラッディエンジェルスはルパン一味を利用し、殺そうと計画。ロズウェル事件で墜落したUFOのカケラといわれる「オリジナルメタル」をめぐり、争奪戦が始まる。五右衛門の斬鉄剣は固いオリジナルメタルを切れず刃こぼれし、妖刀「紅桜」を持つ刺客との戦いで敗れる。
調べるうちにオリジナルメタルは宇宙金属ではなくアメリカが開発した特殊超合金だった。
ブラッディエンジェルスとの戦いとなり、紅桜を持つ刺客などを倒していくルパンたち。そのなかでルパンをメインに襲った刺客の事情を知り、助けようとするが、警察のダメ新人のふりをしていた敵のボスに殺されてしまう。
ボスを追い詰めたルパン。裏切り騙しを続けたボスだったが命だけは助けてやろうとする。が、最後にもまた裏切り銃を撃とうとしたため、ワルサーの引き金を引いたのだった。
感想(良いところ・残念なところ)
良いところ、プラスポイント
・いきなりピンチ
・銭形の誘い込み、バレてないふり
・空中戦
・特徴的な4人の刺客
・ロズウェル事件とUFO
・アクション強め
・音楽がいい TVパート2シリーズの曲を新アレンジ。デンジャラスゾーン、スパイラルフライト、ワイルドクライシスが流れます
・妖刀紅桜
・潔く逃げる五右衛門 忍者ムササビのように
・伝説の刀鍛冶 なんとオリジナルメタルで研いじゃう
残念なところ
・血がけっこう出る
・ロズウェル事件とUFOは関係ない
・銭形の誘い込み、せっかくなのにもっとうまくやっておくれよ、早く見破りすぎ
・熱帯魚を殺してしまう
・まだ若い栗貫と熟練メンバーとの声のギャップ
・紅桜 血だらけ
・ルパンの変装の声
・B級ならぬC級ボス B級には良さがあるが、このボスはいまいち。バレたときの姿やラストもひどい(3人に囲まれた状況でルパンを殺したとしても2人にやられたら意味ないのでは1対1でないときにはあまりにも愚行)
・相も変わらずルパン・銭形が手錠で逃走(ルパンの鉄板のようになってしまった)
・粉塵爆発、子供に気をつけて、ということかな、あんなに血だらけで子供が見るような感じではないが
・次元に弾を渡すシーンに繋がる敵との戦いで、ポケットの片方が破けたら、もう片方見ませんか・・
・ボスが扮したダメ新人に騙される銭形は、あんまりにもわからなすぎ、一級刑事なのに、この作品ではポンコツすぎ
まとめ
「アクション強めと音楽がいい」
1995年の出演から10年。クリカンのレベルが上がってきたものの、声が若い。そして、周りのベテラン人がよりベテランになってしまってギャップが大きい。声の若さがより目立つ感じとなってしまった。
アクションには力が入っています。血だらけでなかったらなと。音楽は昔のTVシリーズを見た人なら、おお~と思う。けれども使いどころがもったいないかも。
評価 E 40点
ルパンシリーズ、コンプリート目指すならば
音楽
「ルパン三世のテーマ」
アーティスト「大野雄二」
Angel Trickery ~The Piece of the Dream is the Smell of Killing~
過去の作品
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