1981年 日本アニメ
1.ネタバレ あらすじ
1)ランバラル
地上で味方基地に向かうホワイトベースの転戦の物語。
補給部隊にはマチルダ中尉という女性がいて、アムロは憧れを抱きます。
勝手にガンダムで出撃するセイラ。
理由は敵に接触し、シャアが兄キャスバルだと確認したかったのです。
苦戦しますが、ザクを捉え、セイラは捕虜からシャアが兄だと確信を強めます。シャアがザビ家のガルマをミスで死なさせたことは、恨みがあるのでは・・という話も出ているからです。シャアはその一件で左遷されてます。
キャスバルとは、ジオン・ダイクンの息子であり、セイラ(本名:アルテイシア)の兄で、今は赤い彗星のシャアと名乗っています。
ブライトは、自己判断がすぎるので、ガンダムは別のものに乗せようと話をしていたところをうっかり、アムロに聞かれます。
フラウが来て、緊迫しますが、妻のハモンに気にいられ、ランバラルは見逃してくれます。しかし、フラウはつけられ、ホワイトベースが見つかります。
グフに勝利します。グフの性能は、ザクより強く、ヒートロッドが特徴ですが、ガンダムの性能はそれを超えていました。
アムロに<モビルスーツの性能のおかげだ>とランバラルは言って、脱出して逃げていきます。
アムロは独房に入れられます。みんなアムロにわざと冷たくします。
一人独房でアムロは<あの人に勝ちたい>とつぶやくのです。
ランバラルは昔のやり方でゲリラ戦法を仕掛けます。白兵戦です。アムロは独房から出ることが許されました。
リュウは怪我をしてしまいます。白兵戦で撃たれました。
ランバラルはセイラと会い、過去のことを思いだします。セイラ(アルテイシア)を知っていて、一瞬油断します。そして、銃撃をうけ怪我をし、最後はガンダムに向かって自爆するのです。
2)黒い三連星・マチルダ・ハモン・リュウ
この頃、ニュータイプの話がでます。
ニュータイプとは、人の革新だというジオン・ダイクンの考えでしたが、上層部は直観のいい人・戦争の道具・モルモットという考えでした。
黒い三連星のドムがきます。
ジェットストリームアタックでアムロは苦戦しますが、マチルダが犠牲となり、勝利をおさめます。
ハモンが攻めてきました。ハモンに後ろをとられピンチのアムロでしたが、助けたのは怪我を押して出てきたリュウの特攻でした。
リュウが死んだことで、アムロとハヤトは喧嘩します。それを止めたのは
セイラの<死んだ人は生き返りはしないのよ・・>という言葉でした。
連邦軍はオデッサ作戦は勝利しますが、多数の犠牲を出しました。献花をし、黙祷ささげます。それぞれの思いがありました。
音楽1)ホワイトベースから献花 黙祷 「風にひとりで」
【EP】1981年美盤 井上大輔「機動戦士ガンダム? 哀 戦士/風にひとりで」【検針飛び無】
- アーティスト: 井上大輔
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3)カイとミハル
シャアは地上の部隊に異動し、運命のようにホワイトベースと出会います。
カイは軍への嫌悪感でホワイトベースを降ります。そこでミハルと出会います。ミハルはスパイでした。
ホワイトベースに潜入するミハル。そこへジオン軍がせめてきます。
カイは戻り、ミハルと会います。スパイとして不法侵入していましたが、カイは匿います。
飛行機で戦いに出るカイ。ミハルは今の生活に区切りをつけるため、カイと一緒に出撃します。
ミサイルのスイッチが壊れ、ミハルが直接、操作するためにミサイルデッキに行きます。敵を倒すことはできましたが、ミハルは爆風で海に投げ出されました。
飛行機を降りてもミハルの姿はなく、カイはミハルの幻と会話をして、悔やむのでした。
4)シャアとセイラ
ホワイトベースはジャブローに到着しますが、シャアにつけられ、出入口を発見されます。
ホワイトベースの修理を担当したのは、ウッディ大尉でマチルダの恋人でした。
アムロたちは辞令をうけます。死亡したリュウは三階級特進と伝えられました。
シャアたちはジャブローに潜入し、破壊工作で爆弾をしかけますが、子供たち3人の活躍で、阻止されます。
脱出の途中でシャアとセイラは出会い、お互いに兄妹を認識します。軍から身を引いてほしいとシャアはセイラに言い残して立ち去ります。
ミライはシャアを見つけ発砲しますが、セイラは会ってないふりをします。
2.結末
音楽2)ジャブロー進行「哀 戦士」
ホワイトベースも戦います。カイはジオン軍と戦う決意を強固にしていました。
赤ズゴックが接近し、アムロはシャアだと確信します。すごい俊敏です。
ホワイトベースを傷つけさせまいとウッディ大尉は戦いますが、シャアによって撃墜されます。その隙にアムロがシャアへ攻撃を与え、撤退していきます。
プレッシャーを感じたシャア。 逃げたな・・とわかるアムロ。
カイなどの説得で、子供たちは、ホワイトベースと一緒に行くことになりました。
ホワイトベースはまた宇宙へ向かいます。
シャア、彼もまた宇宙へ。
Ⅲ めぐりあい宇宙編 へ続きます
3.その他 感想
「音楽とストーリーの流れが見事にマッチ。ガンダムといえば、戦争を多面的にみること、相手には相手の都合があることを教えてくれる。それぞれのキャラのストーリーが秀逸な作品」
機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編 C-55 60点
1981年 富野由悠季監督
ファーストガンダム3部作の2作目。
連邦軍が自軍といえるが、敵軍のジオン軍からの視点が興味深い。
ランバラルのように、敵なのに、味方より、敬愛されるキャラ。
マチルダやウッディのように、補給部隊の焦点をあてていることも大事。
カイはミハルで成長し、セイラはシャアとの再会で戸惑う。
シャアとアムロ。似たものだからわかることがある。
子供たちがホワイトベースに残るシーン、誰といるか、どこにいるか、子供だからなんて関係ない。だれにでもいたい場所を決める権利がある。
音楽が秀逸である。そのタイミングと場面。
ジオン軍の兵士たちにもそれぞれにドラマがある。
セリフと音楽・歌詞・場面がマッチングが絶妙。
※注意点として、<特別編>というのがありますが、音楽の使い方が全く違います。
ガンダムに興味あれば、ぜひ見てほしい作品です。
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