日本VSコスタリカ 歓喜の後の失望!試合内容も良くない!レヴュー #スポ活

 

「ドーハの失望」とでもいうのでしょうか。

韓国・サウジアラビアともに決勝トーナメントへは赤に近い黄色信号でドーハ開催でホーム感でアジア勢が躍進するか、とサウジアラビアと日本はスタートはすごかったが、すべてのアジア勢が敗退の可能性も出てきました。世界に追いつくどこか、世界から差をつけられているのではと感じてしまいます。なんとか最終戦、日本も韓国もサウジアラビアも勝利し、決勝トーナメントへ!

 

 

 

 

 

スタメンレビュー

 

予想スタメンとの差から

 

まずは予想より

GK権田

 

DF 伊藤洋輝・吉田・板倉・長友

 

ボランチ 遠藤・守田

 

MF 久保・鎌田・伊東

 

FW 前田

 

4-2-3-1

 

実際のスタメン

GK権田・・予想通り

 

DF 長友・吉田・板倉・山根・・山根が違う、伊藤は後半から投入

 

ボランチ 遠藤・守田・・予想通り

 

MF 相馬・鎌田・堂安・・相馬と堂安が違う

 

FW 上田・・違う

 

4-2-3-1 予想通り

 

という違いとなりました。

 

森保監督のメッセージのブレ

・<半端なポストプレー>上田のワントップ

このスタメンに関して大きな違いは攻めるスタイル。僕はドイツ戦の反省と悔しさを活かして同じメンバーにし相手が落ち着く前に前半からハイプレスでスピード勝負<貪欲な追いかけ>と思っていましたが、上田を入れてトップでボールを一度納めるポストプレーをメインとしました。

それならば上田でなく大迫でよかった。大迫を呼ばなかった時点でそういう戦術をせず、上田には振り向き超反応シュートの一発前向き作戦というならばわかりますが、結果上田は一本もシュートを打てず、となりました。<とにかくシュートを打て>とならなかった。

2つのミス①今の日本代表のスタイルでないポストプレーをした②上田にポストプレーをさせ、前を向かせなかった

 

・<サイドバックの弱さ>山根の起用

前の記事に書いた通り、山根はカナダ戦でレベルが追いついていないのがそのまま出てしまう。実際にディフェンスではピンチを迎え、イエローカードをもらいます。また堂安との連動もなく、高い位置をとっても一人突っ込む状態でチャンスはなかった。右サイドに脅威がないことでコスタリカに真ん中・左サイドに注力され鎌田と相馬もノーチャンスとなります。酒井がいない穴埋めをできなかったといえばそれまでですが、<全員がいろんなポジションをできる>というコンセプトは活かされず、そのままポジションに力の弱い選手を入れてしまいました。敵が守ってくるときに打破することができるのは、アイディアがあり世界で戦えるかどうか。Jリーグプレイヤーで世界と戦えたのはフリーキックの遠藤保仁くらいでしょう。<そこそこできる>では通用しません。酒井ができないときの作戦がありませんでした。途中から山根を高い位置にという作戦自体がずれていて、「山根×堂安で得点だ!」と言われても??となってしまうのはサポーターだけでなくチームも同じ状況であったはず。右サイドバックが攻められないのであれば、右サイドの攻撃は一人で打破できる<伊東純也>か<久保建英>でした。

長友に右サイドに守備をさせ、伊藤を最初から左サイドにすることで、伊藤の連携不足を前半で解消し、左サイドから攻めるのだと明確なメッセージがあれば、バックパスばかり、三苫と連携してない、ヘディングで吉田にパスなんてことも回避できた。伊藤が叩かれていますが、吉田のクリアミスであり、守田のミスは体力消耗からすれば当然であり、前半1-0とできず交代できなかった必然と思います。本調子であれば守田はドイツ戦から行っているのだから、フルタイムはやはり難しかった。吉田も3バック2戦連続はいくら相手が攻めてこないとはいえ相当きつかったでしょう。

 

・<どんな攻めがしかった?>相馬と堂安

相馬はワールドクラスではありません。コスタリカからしたらなめられたものです。相馬はいい選手であり、カナダ戦でも得点はとりましたが、それは柴崎からのワンパスであり、カナダ戦では自分で切り込んでドリブル突破はできていませんでした。それが世界との差です。実際、コスタリカにもドリブルは通用せず、キックの精度もいまいちでFK、CKの脅威もありませんでした。鎌田との連動はできず単体での動きが目立ちました。

堂安の良さは活かされませんでした。どこにポジションを取るべきかも決まってなく、ノーチャンス。同世代の上田との連携とFKを期待しましたが、FKは蹴らず、上田とのワンツーなどもなし。ディフェンス、ドリブルともにミスは目立ち、存在感はありませんでした。得点をとった=調子がよい?のであれば、浅野も最初から入れるべきであり、あの得点は三苫、南野、浅野がいたからの堂安の得点であって堂安一人で打破したものではありません。堂安を入れるのであれば、他の3人も同時に入れなくては活かされない。

 

はっきり言ってスタメンの時点でメッセージがブレブレです。山根と堂安、相馬と長友、鎌田と堂安と相馬と上田、この組み合わせで成功した?連携した?記憶もなく、それであれば<オリンピック世代で固める>上田、久保、堂安に堂安と相性の良い南野などコンセプトを明確にしないと何を期待してよいかわからなくなります。個の突破に頼らないのであれば、そういう軍団が必要です。

 

 

個人別レヴュー

 

GK権田

ボールにまったく触る時間がなく、結果後半の1発のシュートで決められてしまう、ポジション取りが悪く、日本のキーパーの背の低さをつかれる。清水エスパルスの降格の原因を感じてしまう。今大会には間に合わないが、体格の良いキーパーの育成、海外でのキーパー育成などが必要。シュミットダニエルが今大会に間に合えばと思ってしまう。キーパーはチームの状況に関わらず選ぶ傾向が日本はあるが、そろそろトップチームには最高のキーパーがいるというJリーグにして、世界へキーパーが巣立っていく環境にしていきたい。世界最大のチームには世界最高のキーパーがいる。

 

DF長友

左サイドでなく右サイドで使ってほしかった。その経験を活かし、ミスもなかったが、攻めることはほぼできず、相馬との連動もなし。守備なら守備に徹してリスク管理をまかせてよかった。ここにきて、中山雄太の離脱が悔やまれる。また追加でDFをJリーグや世界から呼べない日本の脆弱性が出てしまう。きっと世界で活躍しているDFもっといると思うのだが。

 

DF吉田

3バック2戦で疲れて失点の致命的ハイボールを蹴る。疲れてしまう戦術も問題だが、そのボールを危機感を抱いてはっきりと蹴り出していればと悔やまれる。伊藤はキャプテンにボールを預けたのだから。あのキャプテンの行動が、あの時間の日本の雰囲気であり、どうせ攻めてこないとパスを回せると相手の策略にまんまとキャプテンが引っかかってしまったのだから、どうしようもない。一人だけでも危機感をもって鼓舞してほしかった。

 

DF板倉

吉田のカバー、山根のカバー、3バックの疲れ、遠藤の疲れから、とうとう悪いくせが出てイエローカードをもらう。たとえ決勝トーナメントへ進出できても、スペイン戦でイエローカードをもう一枚もらい次戦欠場となるだろう。それでもスペイン戦での奮戦を願う。イエローカードをもらうのは仕方ない。彼の良さでもある。

 

 

DF山根

残念ながら世界レベルではない。カナダ戦を見て、彼を起用した森保さんが悪い。酒井が半分でも出ていたら。。世界で戦える右サイドバックは次は誰か。

 

 


ボランチ遠藤

守田がいることで守備に安定はしたが、前に選手がいなく、鎌田が調子悪いということで、一人で突破するシーンが目立ち、ミスも多発。そして交代もできずにイエローカードと怪我。スペイン戦は出れないと判断すべき。0-0で後半に出れたら、なんていう淡い期待をもつのもダメでしょうね。

 

ボランチ守田

田中よりも仕事はでき、守備は安定。しかし攻撃はほぼできず。完全復活の調子とはいえず、フルタイムも持たずで、結果、失点に絡むことに。遠藤か守田が変わることでどちらかの体力コントロールができたと思われてしょうがない。スペイン戦ではどこまでできるか、遠藤なしの守田、柴崎と田中を入れて、徹底的に守備に回ってもらうか。

 

MF相馬

良さは発揮されず、三苫がワンポイントで相馬がスタメンというのはどうかと。相手が疲れてドリブル突破というなら相馬も三苫もであり、最初から突破というなら、最初から三苫でよかった。国内組は、経験も含めて決勝トーナメントが確定してのスペイン戦以外は出るチャンスはなかった。それがワールドカップ。普通の大会ではない。試合を重ねながらレベルや調子を上げるような他の世界の国と同じではない、最初の2戦が全力勝負なのだから。

 

MF鎌田

完全に絶不調。カナダ戦のボランチ起用からの連戦。ドイツ戦ではフルタイム奮戦、ほかがチェイスに行かない時間も一人危機感をもって戦っていた。疲労はマックスで、ありえないトラップミスなどを連発。一人球をくれと要求しているが、あの状態ではみんなパスも出せない。核となる選手の不振はチームに大きな影響を与えた。あれほど調子が悪いのであれば、交代を考えてほしかった。

 

MF堂安

一番よくなかった。ディフェンス、ポジション取り、パス、ドリブル突破なにもできず。FKも蹴らず。俺俺感は出ず。調子よくなかったんではないかな。伊藤純也が出せない状況であれば、久保がいただろうし、左に南野、右に久保もありだったか。

 

FW上田

仕事はできず。とにかくシュート打てと言ってあげてほしかった。

後半に浅野に変えるなら、スタメン前田でよかったんじゃない。町野を追加招集したが、どこで使うのでしょうか?見せて経験値を積ませたかった?一人分もったいない。足りてないのはディフェンス。強豪国とやっていて交代できない守備陣は辛い。

上田、本人も戸惑ったままの試合ではなかっただろうか。

 

rakukatu-singark.jp

 

不安な要素は的中しました。どれを言ってもたらればですが、遠藤か守田のボランチ交代ができず、結果遠藤は怪我でスペイン戦は出れないでしょう。遠藤という核を失った状態で一度失点すればそのまま大量失点も覚悟しないといけません。

 

スタメン選手すべてに作戦の不具合も含めて悪かった点があり、それが連鎖したひどい試合になってしまいました。

 

冨安がいたら、酒井がいたら、雰囲気も変わったかな。無理な戦略、格上との死闘は怪我人も増える、そこに誰を替えることができるか。もっともっと世界で戦える選手の増強が必要。選び方、日本代表の層を厚くする組織化。海外にはもっといい選手がいるってよく話題になりますよね。
 
 

交代選手レヴュー

フォーメーション

ドイツ戦同様に3バックへ変更し攻撃に厚みをと思ったが、もうバレていた。逆に守りを固められ、まったく隙間のない状態に。三苫がえぐりこむも敵ディフェンダーが多すぎでシュートに行けず。自分たちの形も作れず、敵の弱点を探し出すこともできず。

 

交代選手

長友⇒伊藤洋輝

伊藤は最初からならという感じ。連携も指示もでず、バックパス中心となり戦犯として叩かれているが、そもそも3バックの左の選手は守備の要であって、三苫にパスを出すのはボランチ遠藤⇒鎌田⇒三苫となる経路。鎌田が機能していないのが理由なのに、伊藤から三苫へを再三要求するのはさすがにリスクが高すぎる。ときに縦パスは必要だが。メッセージも含めて、後半からの流れに乗れなかった。吉田を信用したヘディングパスは大きな選択ミス。

 

上田⇒浅野

前半から出ればわからないが、後半からでスピードはまったく活かせず。ポストプレーをする戦術からスピード勝負するには敵が守りに入ってしまって遅すぎた。動きを見ても調子がよいとは感じなかった。ドイツ戦ができすぎていた!?

 

山根⇒三苫

ここで3バックに変更。であれば、後半スタートに伊藤を入れた時点で3バックを展開し、ドイツ戦で追いついたフォーメーションに変えてしまうべき。ちょこちょとと変更したことで、コスタリカがびっくりしなかった。ドイツ戦の入替のときは、勢いがあった。

三苫は圧倒的無双で2回エリアをえぐったが、それについていく選手や前のスペースがなく、連動してエリアに入ってくる選手もいないので、一人むなしく散ることとなる。この時点で南野がいたなら。

 

 

堂安⇒伊東純也

ときすでに遅し、浅野の前にスペースがないのと同様で伊東の前にもスペースがなくスピード勝負できない。前半から出して、スピードでなくても打破できるかもしれない久保が適任だったか。

 

相馬⇒南野

なぜ後半ギリギリまで相馬でがんばったかが?それほどよかっただろうか?残り10分ではなんとも。ポジション取りもうまくできず。

 

ドイツ戦と比べても、どういうメッセージかがわからない。すべての交代がタイミング、戦略失敗している。自滅である。

 

 

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ドイツ戦が作戦通りだったのか、たまたまだったのか、やけくそだったのか、はわからないが、ひどい試合であった。

 

 
 
 

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まとめ・感想

・スタメンでの明確なメッセージを

 

・交代での明確なメッセージを

 

・勝ち負けも大事ですが、あんなひどい試合をしてはいけません。わくわくする試合をわくわくする選手の使い方を。

 

・ドイツ戦ではスタメンを見て期待し、選手が出てくるたびに期待した、そういう試合をしてほしい

 

・シュート16本のうち枠内が3本。昔の日本に戻ってしまいました。4年鍛えてきたものを出すことができる選手を選出してほしい。

 

 

 

 

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