オーストラリア/ニュージーランドで開催されている女子サッカーワールドカップ2023のグループリーグ戦の初戦は見事に勝利しました。
本日の目次
VSザンビア戦結果と考察
5-0と予定通りに快勝し、今はグループ1位の状態です。2位のスペインは、コスタリカに3-0と勝利し、得失点差で日本が上にいます。次戦で日本とスペインが勝てばどちらも直接対決を残して決勝トーナメントへ進みます。
得点について
得点者は宮澤2得点、田中、遠藤、植木でした。
・国内WEリーグの3人が得点できたことは、世界にWEリーグの良さを見せることができました。また、アメリカで活躍の遠藤はさすがの落ち着いた判断力と決定力を持っていて、ナイスアシストもあり、これからの強い相手に力強い存在になると思います。
・前試合で不安だった、ワントップの田中と植木の得点はこれからチャンスが減りFWだけで勝負しなくてはならない状況でも得点を作り出せる気配を感じました。
・宮澤はいい位置に飛び込むことができ、難しいシュートを流しこむ技術の高さがありました。
・起点となった長谷川のパスやアイディア、藤野の素早いクロスなども人数の多い守備を崩すセンスがあったと思います。
・男子ワールドカップを再現したかのような「田中の1ミリ」センタリングパスからの得点もありました!
守備について
・失点0ということで、特に注意だったFW11番をしっかりとマークして仕事をさせなかった石川の精度の高さは見事で、ザンビアはシュート0という結果となりました。
・3バックで中央をしめて、敵のワントップを封じ込めた作戦はハマったと思います。
心配なこと
・守備では相手はサイドを攻めることはほぼなく、えぐられることはなかったのですが、そこを執拗につかれると危ないかもしれません。
・連携のできている部分とできていない部分の差が大きい。とくに前からの代表選手と新しく入った選手とのギャップがあるように感じました。
・新10番長野からのパスの少なさ。長谷川が起点なことは間違いないですが、そこを封じられたときのアイディアやパスをもたらす役割がないと、この先は苦しいと思います。長野は守備とのバランスをとっていたと思いますが、とくに攻撃のスイッチを入れることも必要でしょう。
・決定機の外しがありました。藤野と植木でしたが、ワールドカップはとにかく決定的チャンスは少ない。一発勝負ということで、守備力を重視する大会の傾向があります。何度も来ない決定機を逃すとそのまま勝負の決着となりかねません。初めてのワールドカップということで緊張もあったかと思います。次戦で同じようなことがあると決勝トーナメントに出すかも悩みどころになりますが、今回外したことで大丈夫かなとも思います。
・VAR判定で3点がなくなる。ちょっとした走り出しスタートの感覚の差だと思いますが、アジャストさせていかないと、ぬか喜びが続いて精神的なダメージとなります。次戦まででミーティングなどで感覚の調整を図りたいところです。
次戦はコスタリカと26日水曜日の午後2時からです。
仕事で生では見れませんが、帰ったあと夜中に見たいと思います。
3戦目のスペイン戦は31日月曜日の予定です。
南半球の開催で季節は冬、ピッチの気温は6度ぐらいと寒いので、怪我に十分に気をつけてほしいです。
次戦も勝利を!なでしこジャパン!
こちらの記事でフォーメーションとスタメン予想しました、フォーメーション3-2-4-1とちょっと違いましたが、スタメンは予定通りでした。
今日の#音活-【勝利の笑みを君と】 ウカスカジー(2014.5.22)-アーカイブ-
「まだ上にいけるぞ!」
そう信じてるよ
高い壁だろうとも
どんな相手であっても
奪いに行くんだゴールを 日本!!
「サッカー日本代表を応援するときだけでなく、自分へ まだ上に行けるぞ!笑顔をつかむために」
得点後、なでしこジャパンでは公式でこの曲が流れます。
これを決勝戦で聞いて、優勝カップを掲げますように!
アドセンス広告