🎬【新世紀ヱヴァンゲリヲン　TV版】(1995年)　共感が多数　評価B　７０点　＜日本アニメ＞

新世紀ヱヴァンゲリヲン　B－２９　７０点　＜日本アニメ＞　
１９９５年

　「西暦２０００年に起きた大災害セカンドインパクトで人口の半数が失われた世界の西暦２０１５年。人型兵器エヴァンゲリオンに乗ることになった１４歳のパイロット碇シンジら少年少女と謎の敵使徒との戦いを描く」

「TV版の最後は・・・だとして、それぞれのキャラクターとの共感。掘り下げた人物の捉え方。通常生活とありえない敵との戦いのギャップ。など、ロボットアニメに新たな価値観をもたらした」

知らない人はいない、ぐらいの作品。
いまだにカラオケランキングでは上位に入る「残酷な天使のテーゼ」
自分が投影される、それぞれのキャラクター設定と掘り下げ。

以下、サブタイトル
第１話　使徒、襲来
第２話　見知らぬ、天井
第３話　鳴らない、電話
第４話　雨、逃げ出した後
第５話　レイ、心のむこうに
第６話　決戦、第３新東京市
第７話　人の造りしもの
第８話　アスカ、来日
第９話　瞬間、心、重ねて
第１０話　マグマダイバー
第１１話　静止した闇の中で
第１２話　奇跡の価値は
第１３話　使徒、侵入
第１４話　ゼーレ、魂の座
第１５話　嘘と沈黙
第１６話　死に至る病、そして
第１７話　四人目の適格者
第１８話　命の選択を
第１９話　男の戦い
第２０話　心のかたち　人のかたち
第２１話　ネルフ、誕生
第２２話　せめて、人間らしく
第２３話　涙
第２４話　最後のシ者
第２５話　終わる世界
第２６話　世界の中心でアイを叫んだもの

ーー第９話　瞬間、心、重ねて　が個人的に好きな回。
シンクロ率を高めるために、寝食をともにし、ゲームや音楽でぴったりになる練習を重ねる。うまくいかないアスカとシンジ、ちょっとやるとレイのほうがうまくできたり。こういうことって結構あるある。
とんでもない敵使徒と戦うというのに、緊張感があるやらないやら、１４歳らしさがうまく表現されている。彼らなりの習得の仕方というか、責任というか。
戦いそのものに時間を割くのではなく、戦うまでの過程をみっちりと描く。
スポーツ選手にも似た、戦うために何百・何千時間を費やしていることに焦点を当てて掘り下げていて共感できる。

この歳になると、ミサトへの共感。
はしゃいでいるのはこっちか・・　とか　読まれている、見透かされていると大人として子供に太刀打ちできない。ずるさ・浅はかさを見抜かれている虚しさ・弱さ。

ユニークな使徒と毎回違う戦い方。日本の電力全部集めて銃を撃つとか、アイディアがすごい。
この作品がこの後の作品に影響したことは間違いないですね。

食事：エビスビール

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