「レジェンド&バタフライ」映画の番組宣伝は過剰なのか?!について考察します! 



木村拓哉の主演映画『レジェンド&バタフライ』が、公開からわずか1週で首位陥落となった。

 2月3~5日までの成績を反映した最新の映画ランキングでは、アニメ映画『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』が初登場1位に。

『鬼滅』が3日間の観客動員数が81万3000人、興行収入11億5900万円なのに対し、『レジェンド~』は公開10日間で累計動員数92万人、興収12億円。ジャンル違いとはいえ、数字だけ見れば「完敗」と言うほかない。

「もともと東映70周年記念作品として、『総製作費20億円の超大作』という触れ込みだったんです。興収の45%が上映館に配分されるとすると、40億円が最低限の合格ラインとなりますが、現状は “合格点” に届くかどうか微妙な感じです」(週刊誌記者)

 公開前後は木村がテレビ各局をはしごして、精力的に宣伝活動。『ぎふ信長まつり』では木村見たさに46万人が集まったことも話題になった。それでも、数字に反映されなかったことで、改めて “番宣は意味あるのか” 問題が噴出している。

「2020年の映画『グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇』で主演した大泉洋は、舞台挨拶に登壇した際、番宣について『ここ5、6年ずっと悩んでいるんですけれど、これ意味あるのかなって。出過ぎちゃうと、お腹いっぱいになっちゃうし』と、その効果を疑問視。

 出演していた小池栄子も『友人から番組は楽しかったけど、おしゃべりばかり印象に残って、内容が伝わらなかったって。マイナス効果になっていないか心配』と否定的に話していました。

 その不安は的中し、同作は全国152スクリーンで公開されるも、興収2億円と大惨敗に終わっています」

 また昨年4月には、ドラマ『悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ系)の番宣で江口のりこが『マツコ会議』に出演。

「私が何に出ようと、ドラマを見ようと思っている人は見るし、見ないと思っている人は私が何に出ても見ないです。本当に番宣って何の効果もないと思う」と、ド直球で本音を明かしている。

「俳優側からすれば、慣れないバラエティに出て、態度が悪い、食事のマナーが悪い、変な発言をしたなどとネットでバッシングを受けるリスクもある。

 先日は、浜辺美波も『クイズ番組が苦手』と明かし、簡単な問題が解けずに世間からバカにされたことがトラウマになっているようでした。

 番宣は、テレビ局としては俳優を安価なギャラで登場させられるメリットがありますが、俳優が映画の告知を差し込むくらいで、その作品が見たくなるような演出になっていないことがほとんどでしょう」(同)

 木村は4月に主演ドラマ『風間公親―教場0―』(フジテレビ系)がスタートするが、もう世間は “お腹いっぱい” になっているかも。

-FLASHより-

 

これについて、僕なりに気になったことを年間200本以上を鑑賞する映画好きの一人として考察したいと思います。

 

 

 

 

①実写映画の実績


最近はアニメ映画ばかり100億超えという話題ばかり。では実写では今までの実績はどうなのでしょうか。

 

1:実写映画のランキング

踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!

 

1.踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 173.5

2.南極物語 110

3.踊る大捜査線 101

4.子猫物語 98

5.劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 93

6.天と地と 92

7.永遠の0 87.6

8.ROOKIES-卒業- 85.5

9.世界の中心で、愛を叫ぶ 85

10.シン・ゴジラ 82.5

 

となっています。

子猫物語は未鑑賞ですが、それ以外は鑑賞しました。が、これがみなさんの映画ベストかというと正直違うのではないでしょうか?話題性、ドラマを見ていたから、なども理由のことが多いと思います。

100億を突破しているのはわずか3作しかないですね。

ちなみに邦画アニメ作品では13作が100億を超えています。ジャンプ作品、ジブリ、新海誠監督となっています。

100億を超えるのはそう簡単ではないですね。

 

番外として、木村拓哉主演の

HEROは2007年版が81.5億、2015年版は46.7億となっています。

ドラマからの人気であれほど話題になったものでも、実写邦画ではこれくらいの実績となります。100億超えが異常とともいえますし、40億を超えれば大大ヒットでしょう。

今回のレジェンド&バタフライは現在16億。30億ぐらいはいくかなと思いますので、実写としては大ヒット、ただ予算が20億らしいので、差し引けば大成功とはいわないのかもしれませんが。

 

2:ドラマなども関係ない実写映画の実績

南極物語

1.南極物語 110

2.子猫物語 98

3.天と地と 92

4.永遠の0 87.6

5.世界の中心で、愛を叫ぶ 85

 

永遠の0,セカチューはかなり世間でも話題になりましたし、TVドラマ版も制作され歌もヒットした記憶があります、それでも100億には届きません。

 

ちなみに綾瀬はるか作品ではハッピーフライトで13.3億円、おっぱいバレーは5.3億円、今夜ロマンス劇場では10.2億円となっています。

ドラマで大ヒットを飛ばしているキムタクと綾瀬はるかでも映画での大ヒットは難しいというのがわかる数字ですね。

 

 

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アニメ映画の良さはもちろんありますが、実写映画の良さもたくさんあります。

興行収入で成功しても、また見たいという作品だけではないし、興行収入では失敗してもとても面白いものがあります。

俳優さんがその瞬間にしか生み出すことができない作品たち。いまでも色あせない名作たち、その良さが伝えきれていないのが今の実写邦画界なのだと感じるのです。

 

 

②番組宣伝について

 

 

昔に比べて、ドラマや映画の初日が近づくとひっきりなしにTVに出て役者さんたちが苦手なこともこなしながら宣伝しているのが目立ちます。

「今日は朝から出演している・・・今日から放送だから、放映だからか・・」というのが当たり前になってきました。

 

1:過剰かどうか

露出が過剰だなと感じることはたくさんあります。朝早くからずっと生放送に出て、映画に関係のないことをしなくてはならない。それなのに、番宣できているんですよね、というような扱い。

メディア慣れ、番組慣れしている役者さんたちならまだしも、普段やっていない人たちにとってはメリットはあるのかと疑問に思うこともあります。

キムタクがいろんな番組に出ていて面白かったのは事実です。彼の良さが存分に出ていたし、それを見て映画を見てみたいと思いました。(実際には行ってません、すいません)と同時に、映画の魅力は伝わってこないとも思いました。キムタクの良さは伝わっても映画の宣伝が伝えきれていないとも思ったのです。

「なぜ今信長の物語をやるのか」「どうしてキムタクを信長にしたのか」「どうして綾瀬はるかが帰蝶なのか」「どこが見どころなのか」「どんな思いを映画に込めたのか」

ということはどこかでアピールしているのでしょうが、強く伝わってこない。僕には監督の思いも感じられなかったし、綾瀬はるかとの初夜の戦いが大変だったくらいが映画紹介で伝わったことでした。

大泉洋・小池栄子の「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」プロモーションで見せられたのは、二人の息のあったまるで漫才コンビのようなやり取り。とても面白かった。そして映画を見て、正直、そのプロモーションのほうが笑いとして面白かった。期待値を下回った。じゃあ、プロモーションしなかったら、期待値が下がって面白かったか?いや結局面白いとはいえない作品、ふつうのものだったと思います。正直、プロモーションしなかったらもっと興行収入はなかったのではないでしょうか。

プロモーションが過剰とは思いませんが、それがいい方向にいっているとも思いません。

 

2:プロモーションの必要性と方向性

なんのためにプロモーションするのか?

を考えていないと思います。人気の役者さんがとにかくいろんなものにチャレンジし、露出をする。映画のための宣伝になっているかどうかは不明、とにかく露出を高める。逆に露出したことで、作品とのイメージが離れたり、役者のイメージダウンをしたり、作品のコンセプトのメッセージが変に伝わったりしていると感じます。

上の写真の耳をすませば、なぜ今この作品を作ったのか?ジブリ作品とどうつながっているのか?僕には伝わってきません。1か月で約5億の興行収入となっています。プロモーションはそんなに強くなかったと思います。露出が少なければ関心も少ないでしょう。伝えるためには露出を上げなくてはいけないし、露出の仕方も考えなくてはならないです。

役者さんがクイズ番組などに出て、ちょっとギャップがいいね、ぐらいであれば成功といえますが、映画では頭の良い役柄なのにクイズで外しまくったら、どうなの?と役にも疑問が付いてしまいます。寡黙な役なのに、宣伝ではすごい話すとか。昔、アニメやドラマでも、さっきまで命がやばいって人が、本編終わったとたんに「CDプレゼント!」なんて元気に宣伝されたりすると、一気に冷めたりしませんでしたか?ギャップを通り越して、失笑ではプロモーションは失敗だと思います。

映画を見たくなる流れを作るのがプロモーション。

それが今はアニメ制作の人たちがうまいというだけのこと。スラムダンクのように、プロモーションを絞って、見たらわかるというスタンスで、実際に見た人は面白かったと口コミで広がる。作品に自信があった、宣伝をしないという宣伝が成功したのでしょう。

どのようにプロモーションするかは、作品によって変わるはずなのに、今の実写はとにかく露出をすればいい、役者さんを目立たせればよい、というのが強すぎると思います。

そこに犠牲になる役者さんもたくさんいるでしょうし、そんなプロモーションしたから映画が失敗したという声が出てもおかしくないと思います。

 

 
 

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まとめ・感想

キムタクが各番組に出て宣伝したことは決して間違っていないと思います。あれほどのメディア露出をしなければ、初動の興行収入すらも難しかったと思います。

ただ、その後伸びていくかは、プロモーション露出の仕方、作品の良さ、話題性、口コミなど多数の要素があると思います。

また映画館に行きたくなる、お金を出してみたい、と思わせるのは容易ではない。アニメの成功に見習う部分、実写ならではの良さを押し出したプロモーションができなければ、邦画実写が大ヒットすることは少ないでしょう。

しかし、必ず大ヒットする作品があらわれることを期待していますし、それを世界に発信する、そうできると思っています。

 

 

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洋画となってしまいましたが、実写でもアニメでも邦画でもなんでも面白いものは面白い、映画館に行きたくなる、また観たくなる、それが映画のすごさであり、難しさでもあります。

そのプロモーションの仕方は千差万別であり、その作品にあったプロモーションをできたかどうか、そのプロモーションの期待値を超えることを作品ができるか。

たくさん出ているから失敗だ、というだけでは残念ながら今後も失敗が続いていくのではと思ってしまいます。

 

 

 

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