４月２８日に公開されたTBSドラマの劇場版＜走る緊急救命室＞劇場版TOKYOMERを鑑賞してきました。
GWの初日だったので朝からチケット発券もフードも大行列。劇場版名探偵コナン、東京リベンジャーズ２、そしてスーパーマリオ、このＭＥＲとどれも人気でした。
①TOKYOMERとは
2021年7月4日から9月12日までTBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマ。主演は鈴木亮平。
東京都を舞台に、最新の医療機器とオペ室を搭載した緊急車両（ERカー）で、危険極まりない重大事故・災害・事件の現場に駆けつけ、負傷者にいち早く救命処置を施す救命救急のプロフェッショナルチーム「TOKYO MER」（東京モバイル・エマージェンシー・ルーム）の活躍を描く本格救命医療ドラマ。
2023年4月28日に続編となる劇場版が公開。また、同月16日に劇場版の公開を記念したスペシャルドラマが放送された。－Wikipediaより－
１：TVシリーズとの流れ
「待っているだけじゃ、助けられない命がある」「死者を一人も出さない事」が信念。
主人公喜多見の妹・涼香を標的に爆弾テロを実行され、彼女の命を奪い去られている。
僕はドラマはほぼほぼ見てませんが、劇中でも信念のキーワード、妹が命を失ったことは描かれ、それが柱になっていますが、見てないから楽しめない、そういう作品ではありません。
２：あらすじ
横浜・ランドマークタワー爆発事故が発生し、地上70階に取り残された193名を救うべく駆け付ける。チーフドクターの喜多見はいち早く現場に向かうべきと主張するが、そこへ厚生労働大臣が新設した組織「YOKOHAMA MER」が現れ、安全を重視するチーフドクターの鴨居と真っ向から対立することに。
やがて爆発は次々と連鎖し、混乱の中で重傷者が続発。炎と煙で救助ヘリも近づけない絶望的な状況のなか、喜多見の妻・千晶もビルに取り残されていることが判明する。千晶は、妊娠後期で切迫早産のリスクを抱えていた。
－シネマトゥデイより－
最近の役者さんは広告塔の役目もがんばって果たしております。近年の映画興行収入は、アニメはさておき、洋画と邦画では邦画のほうが人気があります。それはこういう役者さんの努力があるからなのではないでしょうか。
②鑑賞して
この利府の映画館の３番スクリーンという特性か、音がでかい(>_<)ちょっとでかすぎで、音が割れているように感じた部分もあった。
そして爆発のシーンは椅子が揺れる。このスクリーンの設定なのかもしれないが、びっくりする。臨場感はあるので、没入するには、このような災害系は映画館で見るのがいいかもしれません。家で見ていてもその迫力は感じられないと思います。その代わりに肩に力が入っちゃって疲れますが。
１：見どころ
飛行機事故、ランドマークタワーでの大規模火災がメインで、災害が始まると息をつく暇がない。
ストーリーシナリオは奇をてらっているものはなく、王道。キャラたちの立ち位置も安心して見ていられる。サプライズもないが、いいと思います。
映画らしく災害現場は迫力もって表現。違和感ばりばりなCGは感じられず、やはりドラマとは違う良さがあります。
亡くなった妹との重なり。妹と奥さんとの重なりが、涙腺を刺激します。
くそ大臣の仕事っぷり。近年の作品は、くそ野郎が少なくて、どんなひとも悪くないけど仕方ない的なものがありますが、この大臣はいい悪役です。こんな人がいないと盛り上がりません。もっと、賀来賢人の邪魔をしてもよかった。徳重聡、グッジョブです。鶴見慎吾も予定通りの動きでよかった。
２：感想
こうなるんだろうな、こうなってほしいなを真っ直ぐに描いており、そのような作品に鈴木亮平さんはぴったり。日曜ドラマの良さをそのまま素直に映画にもってきています。
最後もうちょっと余韻に浸れたら、とは思いましたが、終始飽きることなく見ることができました。
初見でも十分に楽しめますので、ぜひ映画館で見ることをおすすめします。
まとめ・評価
C ７０点
ドラマを見ていた人、医療ドラマが好きな人、鈴木亮平さんが好きな人におすすめです。
僕は鈴木亮平さんが好きなので、満足できました。この方の映画はどれも悪くない。「俺物語！！」や「孤狼の血 LEVEL2」よかったです。
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